太宰治の名作「カチカチ山」の舞台・河口湖天上山にあるロープウェイ「 富士山パノラマロープウェイ」

• 太宰治の名作「カチカチ山」の舞台
• 初夏、ロープウェイ周辺に植えられた約10万本ものアジサイが咲き誇る

天上山は太宰治の名作「カチカチ山」の舞台として知られています。
タヌキが背負った薪に、ウサギが「カチカチ」と火をつける場面のやりとりが有名です。
背中に火をつけられたタヌキが「あちち」と叫びながら駆け下りたのがロープウェイの眼下に見えた崖、
泥舟に乗ったタヌキが沈んでいったのが河口湖といわれています。
物語にちなみ、ゴンドラの上や展望台のあちらこちらに、たぬきやウサギの人形が飾られ、お客様をお迎えしています。

河口湖畔駅から富士見台駅まで3分で登ることができるロープウェイです。
標高1,075mの展望台からは、雄大な富士山と河口湖全景を望むことができ、 天候の良い日は南アルプス（赤石岳、荒川岳）まで、360度の大パノラマが楽しめます。

富士山パノラマロープウェイの周辺には約10万本ものアジサイが植えられ、7月中旬から8月上旬にかけてが見頃です。
富士見台駅から河口湖畔駅まで、約45分のハイキングルートで楽しめます。
途中のナカバ平には、カチカチ山の作者である太宰治の文学碑があります。